- ドアとカギの距離に注意
- 距離が近いと通信してしまう
- 認証範囲は設定(広い/狭い)できる
- 2.5m以上離す必要がある
- 現状:カギを置くことをやめた
鍵(リクシルのタッチキー)の保管場所として玄関ニッチを作りました。
ただ、ドアとニッチの距離が近すぎたことで、鍵を身に着けていなくても解錠(施錠)できてしまう事態に。
結果、玄関ニッチに鍵を置くことをやめました。
鍵(リクシルのタッチキー)の保管場所として玄関ニッチを検討中のかたは参考にしてみてください。
※ご家庭によって住環境が異なるため動作保証はできません。
リモコンキー(鍵)の保管距離はメーカー指示に則るようにしてください。
また、防犯上に関わる内容のため自己責任でお願いします。
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玄関ニッチをカギの保管場所にするつもりが・・・。
鍵の保管場所としてニッチを作りました。
場所は玄関にあるシューズクローク内の壁。
関連記事≫シューズクローク「1畳」は狭い?実際に採用してみた結果
出かけるとき、帰ってきたときにニッチへ鍵を保管するイメージです。
保管場所を決めておけば紛失することもないだろうし、
何かと使い勝手も良さそうだと思ったのでニッチを作ってもらいました。
入居後、ニッチに鍵を置いた状態でタッチボタンを押してみると、「ウィ~ン」と解錠(施錠)ができてしまいました。
どうやら、ニッチ(保管場所)とドアの距離が近かったため、タッチキーの認証範囲に入ってしまったようです。
- 玄関ドアはタッチキーを採用した
- ニッチ(保管場所)が認証範囲内
- 鍵がなくても解錠(施錠)ができてしまう
ちょっと分かりずらいと思うので順を追って説明したいと思います。
リクシルのタッチキーを採用
玄関ドアはリクシル「ジエスタ2」のタッチキーを採用しました。
タッチキーはリモコンキーを身につけている状態で、玄関にあるタッチボタンを押すことで解錠(施錠)ができるというもの。
ニッチが電子錠の認証範囲内
玄関ニッチが電子錠の認証範囲内に入ってしまいました。
ニッチにリモコンキーを保管している状態だと、タッチボタンを押すだけで解錠(施錠)が可能に。
つまり、リモコンキーを身に着けていなくても解錠(施錠)できてしまうということ。
取扱説明書を見てみると、電子錠から約半径80cmが認証範囲です。
リモコンキーを持ったままこの範囲内に入ると、タッチボタンを押すことで鍵の施錠(解錠)ができる仕組み。
また、注意書きに
周囲の電波環境や障害物の有無により認証範囲は変化します。
この為、実際の認証範囲はきれいな球体では無く上記作動範囲も保証値ではありません。
とのこと。
実際、ドアからニッチまでの距離は150cm離れていますがこの距離でも反応してしまいます。
また、キーケースに入れた状態とそうでない状態でも反応したり、しなかったり。
正直、距離感に関してはよく分かりません。
取扱説明書をさらに見てみると、
リモコンキーを玄関ドア付近に放置しないでください。
タッチボタンを押し、解錠(施錠)が行われる場合があります。
リモコンキーの保管は、玄関ドアから 2.5 m以上離れたところにしてください。(リモコンキーの電源が ON の場合)
※現場環境によって、安全な保管距離(2.5m)は前後する場合があります。
引用:LIXIL タッチキー取扱説明書
公式では安全面を考慮して玄関ドアから2.5m以上離れたところに保管する旨が書かれています。
やはり玄関ドアからなるべく離すのが一番安全なようです。
ちなみにシューズクロークには扉があるのですが、扉を閉めても反応します。
認証範囲(広い/狭い)は設定できる
タッチボタンのカバーを外すと、認証範囲の切り替えスイッチがあります。
このスイッチを切り替えることで認証範囲を「広い/狭い」に設定できます。
「狭い」にすると認証範囲が「広い」のときの約70%になります。
我が家の環境では場所によって「反応したり、しなかったり」と、約70%と言われても正直どのくらいの距離なのか不明。
ただ、認証範囲を「狭い」に切り替えたことで、ニッチにリモコンキーを置いても反応しなくなりました。
とはいえ、公式では2.5m以上離すことを注意書きとされていますし、保管場所として使うにはやはり不安。
外から開けられることはないのか?
実際に検証しましたがカギ(電子錠)の距離、範囲設定(広い/狭い)によって開きます。
範囲設定(狭い)の場合
画像のあたりにリモコンキーを引っかけ、外に出てタッチボタンを押すと・・・
解錠(施錠)ができてしまいました。
範囲設定(広い)の場合
カギ(電子錠)を室内のドア足元付近に置いて、外からタッチボタンを押すと解錠(施錠)ができてしまいました。
例えば、カギ(電子錠)の入ったバックやランドセルを玄関ドアの真下付近に置きっぱなしにしてしまうと・・・。
外からタッチボタンを押して解錠(侵入)できてしまいます。
これは危険すぎる。
※我が家の住環境によるため、動作保証はできません。
リモコンキーの保管距離はメーカー指示に則るようにしてください。
我が家が採用したタッチキーのセキュリティは3つ。
- 自動施錠機能
- 不正解錠防止機能
- 閉め忘れ防止機能
どれも不審者の侵入を防止するためのセキュリティですが、
玄関ドア付近に鍵を置いてしまった場合の措置としてはどれも不安があります。
やはり鍵は玄関ドアから離すのが一番安心で安全と言えます。
リクシルでは他にもFamiLock(ファミロック)と呼ばれるシステムキーがあります。
このFamiLock(ファミロック)には「オートスリープ機能」が付いており、リモコンが一定時間静止すると自動的にスリープ状態になります。
我が家は採用していないため、実際にどんな動作をするかは未知数。
いずれにしろ、カギの保管場所は玄関ドアから離すのがベストな選択と言えます。
現状:鍵を置くことをやめた
現状としてはやはり怖くてニッチに鍵を置くことをやめました。
認証範囲を「狭い」にしたとしても場所によって”反応したり、しなかったり”するので安全が保障できないからです。
目に見えない範囲であるため信用できないのも理由の一つ。
ネットで調べてみると玄関ドアの近くにリモコンキーを置いてしまうと、たえず通信が行われて電池の寿命が早まるらしいです。
今は取扱説明書に書いてある通り2.5m以上離れたところに保管してあります。
ニッチにはマグネットバーまで付けたのですが、段ボールカッターくらいしか置いていません。
今思えば最初から玄関ニッチはやめればよかったと激しく後悔しました。
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カギは安全な場所に保管すべき
- 認証範囲は正確ではない
- 保管距離はメーカー指示に則るべき
電子錠の認証範囲は周囲の電波環境や障害物の有無によって変化するため、距離を取ったからと言って安全ではないです。
実際に同じ距離でも場所によって反応したり、しなかったりしました。
ですから、電子錠を採用するにしても、カギの保管距離はメーカー指示に則るのが安心で安全と言えます。