ファミクロ間取り
- 32坪の半平屋
- 1階の隅
- 脱衣所の隣
- ウォークインタイプ
32坪の半平屋に3畳のファミリークローゼットを作りました。
ファミリークローゼット間取りでお悩みの方は参考にしてみてください。
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【32坪】ファミクロの間取り位置
赤枠で囲った部分がファミリークローゼット間取り位置になります。
住宅の形としては32坪の半平屋。
階段を中心に各部屋へアクセスできるような間取りで、
その一角にファミリークローゼットがあります。
脱衣所(ランドリールーム)の隣
ファミリークローゼットは脱衣所(ランドリールーム)の隣に作りました。
この横並びの間取りは
など洗濯に関する動線が効率よくできるのが最大のメリット。
SNSでもよく見かける間取りですよね。
脱衣所(ランドリールーム)の隣にファミリークローゼットを作り、
すぐアクセスできるような間取りにしました。
「洗う、干す、畳む、しまう」これら一連の動作が最短距離で済んでしまうのはすばらしい。
横並びにするだけで家事効率はもちろん、生活の質もグッと上がります。
ファミクロの間取り位置で迷うにしても、脱衣所(ランドリールーム)の近くにした方が無難です。
関連記事≫【公開】ランドリールーム兼脱衣所の「3畳」は狭いのか?
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参考【公開】ランドリールーム兼脱衣所の「3畳」は狭いのか?
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ウォークインタイプにした
通り抜けができるウォークスルータイプではなく、出入り口が1つしかないウォークインタイプにしました。
ウォークインタイプのメリットは最大限収納スペースを確保できること。
たとえば、赤丸の壁をなくしてウォークスルータイプにしてしまうと、赤丸の部分の収納スペースが減ってしまいます。
限られた間取りの中で貴重な収納スペースを削ってしまうのは痛い。
がっつり収納部屋として使うならウォークインタイプという選択肢も。
ファミクロ⇄脱衣所(ランドリールーム)の移動には、廊下を通ってアクセスしなければなりません。
また、廊下ができることで無駄な床面積ができてしまい、狭小住宅にとってはデメリットと言わざるを得ません。
限られた床面積を有効に使うには、ウォークスルータイプを採用するのも方法の一つ。
2階ファミクロはやめた
2階に作ることも提案として挙がりました。
ただ、
階段の昇り降りがつらい
転落の危険性
という理由から1階にしました。
階段は14段で踊り場もなく、かなり急です。
洗濯物を抱えて2階に昇るも、降りるも一苦労ですし、なにより危険すぎる。
もともと、1階で生活動線が完結する平屋を希望していたのもあります。
以上の理由から2階にファミリークローゼットは却下となりました。
高齢になれば2階に上がることもないでしょうし、子供部屋だけにして正解だったかなと。
関連記事≫【レイアウト公開】子供部屋の4.5畳(+クローゼット1畳)は狭いのか?
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参考【レイアウト公開】子供部屋の4.5畳(+クローゼット1畳)は狭いのか?
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玄関から離れている
玄関付近へファミリークローゼットをつくる間取りも見かけます。
この間取りのメリットは外出、帰宅時に身支度がスムーズにできること。
一方、我が家のファミリークローゼットは玄関からいちばん離れた位置。
帰宅後、手を洗ってファミリークローゼットへ行くかと思いきや、
直行するのは脱衣所(ランドリールーム)です。
着ていた服を洗濯機へポンして、ここでルームウェアに着替えます。
仕事柄、平日に着る服は決まっているので、ここの収納だけで事足りてしまうのが現状。
ファミクロにも衣類を収納していますが休日に着る服がほとんどです。
我が家ののライフスタイルからすると、平日はファミリークローゼットへ行く機会が少ないです。
ご家庭によってライフスタイルはさまざま。
玄関付近にファミリークローゼットを作るにしても、
生活動線をよくイメージしてから検討したほうが良さそうです。
ファミリークローゼットのリアル本音
ファミリークローゼットの間取り位置について感じたことを共有したいと思います。
ジャケットはシューズクロークへ
外出、帰宅時にファミリークローゼットでコートを出し入れする動線がよく解説されています。
仕事柄、平日にコートを着る機会はなく、作業着や冬場にジャケットを羽織るくらい。
花粉、ホコリ、汚れが付いた服をファミクロへ持ち込むのに抵抗があったため、
シューズクロークのハンガーパイプへ作業着、ジャケットが掛けれるようにしました。
ファミクロは玄関から離れていますが、脱いだジャケットを収納しに行くことはないです。
関連記事≫【新築】シューズクローク「1畳」は狭い?実際に採用してみた結果
カバンの置き場所に困った
カバンの置き場所に困りました。
玄関付近にカバンの置き場所を作らなかったからです。
例えば以下の荷物。
- 仕事用のリュック
- 保育園バック
- 保育園用の布団セット
- 水泳バック(夏)
これら大量の荷物を毎朝、玄関先に準備します。
ただ、荷物がリビングや脱衣所(ランドリールーム)など、あちこちに点在してしいるため用意するのにも一苦労。
玄関付近にファミリークローゼットを作り、
カバンなどを収納できるスペースを確保しておけば朝の準備もラクにできたと思います。
関連記事≫【公開】玄関「3畳」は狭くはないが広くもない。使い勝手を共有してみる
平日はあまり行かない
ファミリークローゼットを作ったとはいえ、あまり行かないのが現状。
というのも、平日はこの脱衣所(ランドリールーム)の収納だけで済んでしまうからです。
チェストの中は下着、ルームウェア、仕事用のインナーなど。
朝の着替えから、帰宅時の着替えまでこの脱衣所だけで事足りてしまいます。
平日に関して使用頻度が圧倒的に高いのは脱衣所の収納のほうです。
半分物置と化している
ファミリークローゼットの半分は物置と化しています。
例えば、
- 家電
- おもちゃ
- 絵本
- 保育園の創作物
- etc.
可動棚はこれらモノによって埋め尽くされています。
「収納は多いほうがいい」と聞きますが、ファミクロの一角を可動棚にして正解でした。
モノが多いご家庭の方は衣類だけではなく、荷物を置けるスペースを作っておいた方が無難です。
扉あり、なしで揉めた
ファミリークローゼットの扉あり、なしで揉めました。
当初、提案されたプランには扉がありませんでした。
設計士からは出入りが多いことを想定して扉なしをすすめられました。
しかし、奥さんから「扉はどうしても付けたい」と要望が。
理由は以下。
- 来客時に見られるのが嫌だ
- ファミクロの中が視界に入ると気になる
- 扉を付けて見た目をスッキリさせたい
押し問答があって、結局扉ありにしました。
実際、ファミリークローゼットの扉を開けていると正面の可動棚が丸見え。
廊下を渡っていると視界に入ってめちゃくちゃ気になる。
扉ありのほうが見た目もスッキリ。
奥さんの要望通りファミクロの扉はありにして正解でした。
ちなみに、シューズクロークの扉も「あり・なし」でも揉めました。
何だかんだあって扉を採用する形に。
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もしやり直すとしたら・・・
実際に住んでみるとファミリークローゼットは半分物置と化しています。
ファミリークローゼットとしての役割を果たせるような間取りにすればよかったと後悔。
有効に使うことができれば、脱衣所をもう少し狭くすることもできたと思います。
もしやり直すなら以下のポイントを押さえて、家づくりをしたいと思いました。
- 玄関→洗面所→ファミクロ→脱衣所という動線
- カバンなどの個人の荷物が置けるスペースを確保
帰宅後、洗面所で手を洗います。
ファミリークローゼットへ移動してカバンを置き、チェストからルームウェアを取り出します。
脱衣所(ランドリールーム)で着ていた服を洗濯機の中へ入れ、持ってきたルームウェアに着替えるという流れ。
奥さんは汚い状態でリビングルームへ行かれるのを極度に嫌います。
この動線なら手洗いから、身支度まで済ませることが可能に。
我が家のライフスタイルからするとこの間取りが理想的でした。
ファミクロ位置は動線が重要
経験則からするとファミクロで重要なのは生活動線を意識した間取り。
各ご家庭によって外出、帰宅動線が異なるため、型にはめ込んでもそれが使いやすいとは限りません。
「どんな流れで生活しているか」、「こうしたらもっと使いやすい」など、
生活動線をイメージすることで理想的なファミリークローゼットが完成すると思います。