自分たちの理想、こだわりが詰まったお家づくりをするにはイメージ作りは重要。
イメージ作りをしておかないと「こうすれば良かった」とか「ここは失敗した」など、
あとになって後悔してしまうことも。
今回は家づくりステップ①として住まいのイメージ作りでやるべきことを解説したいと思います。
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家づくりノートの準備
イメージ作りの前に家づくりノートを準備しておきましょう。
家づくりノートとは、家を建てるための情報や計画をまとめるノートこと。
このノートに自分たちの要望、希望をまとめることで情報を整理しやすく、方向性を確認しやすくなります。
また、ハウスメーカーとの情報共有、打合せの議事録として役立つメリットも。
A4のルーズリーフノートがおすすめ。
家づくりでは、打ち合わせ内容やアイデア、資料がどんどん増えていきます。
ルーズリーフノートなら、必要に応じてページを追加したり、
順番を入れ替えたりできるため、情報を整理しやすいからです。
また、古い情報や不要になったメモは取り外すことで、
後々、混乱を招いたりすることもなくなります。
家づくりにこだわるのなら、A4のルーズリーフノートを準備しましょう。
インスタ・ピンタレストを活用
インスタやピンタレストは活用しましょう。
間取りの施工例、実際に建てた人の経験談など家づくりに役立つ情報ばかりだから。
また、気になる画像があれば保存しておくのも方法のひとつ。
実際、インスタの画像を印刷してノートに張り付け、
設計士に「こんな感じにしたい」と毎回見せていました。
例えば寝室。
こんなイメージで作りたいと画像を見せて、ふかした壁に間接照明を仕込みました。
言葉よりも画像で見せたほうが情報が伝えやすいです。
SNSは苦手という方(私は苦手でした)もいるかもしれませんが、
家づくりの間だけ利用してみください。
必ず役に立ちます。
住みたい家のイメージ作り
まず、住みたい家のイメージ作りを始めます。
イメージすることは以下3つ。
家づくりのイメージ
- 住みたい暮らし(間取り)
- 家のテイスト(外観、内観)
- 住みたい場所(周辺環境)
間取りの制約、予算などによって叶わないこともありますが、
まずはどんな「どんな家に住みたいのか?」をイメージしましょう。
①住みたい暮らし(間取り)
住みたい暮らし(間取り)のイメージをざっくり書き出してみましょう。
- 洗濯が完結するランドリールーム
- 回遊できるファミクロ
- 玄関から近いパントリー
- 独立型の書斎、趣味部屋
- BBQができる中庭
ポイントとして「何がしたいか?」「どんな目的?」を含めて考えること。
ただ単に「ランドリールームが欲しい」では自分たちの理想とかけ離れた提案をされかねません。
例えば
「洗濯動線(洗濯~干し作業~収納)すべてが完結するランドリールームが欲しい」
など具体的なイメージをすること。
ざっくりでもいいので「これがしたい」とか「こんな動線にしたい」
など目的があったイメージ作りを固めておきましょう。
住みたい家のイメージが湧かないのであれば、今住んでいるお家の不満点を洗い出してみるのも方法のひとつ。
不満点の一例
- 洗濯物を干すスペースが狭い
- 玄関が狭くて荷物が置けない
- 家中がモノで溢れかえっている
- リビングが寒い、暑い、暗い
- カビが生える、臭い
当時住んでいた賃貸は風通しが悪くカビが生えることもありました。
設計士には真っ先にそのことを伝えた記憶があります。
住み始めて「こんなはずじゃなかった」なんてことにならないように、
今不満に思っていることはすべて書きだしてみましょう。
おそらく打合せの際にヒアリングがあると思いますが、
書き出しておくことでスムーズに意見を伝えることができます。
②家のテイスト(外観・内観)
家のテイスト(外観、内観)のイメージをしましょう。
テイストにもさまざまなタイプがあり、
ざっくり書き出してみるとこんな感じ。
- モダン
- ホテルライク
- ナチュラル
- 北欧テイスト
- 和風
- 和モダン
- インダストリアル
- パッシブ
- リゾートスタイル
- etc.
定番の「モダン」や「ナチュラル」から最近流行りの「ホテルライク」など、
どんなテイストのお家に住みたいかイメージしておきましょう。
やはり情報源となるのがインスタやピンタレスト。
検索窓に「家 ホテルライク」など気になるワードを入力して検索するとたくさん出てきます。
テイストの方向性が決まれば住宅メーカーも絞られてくるので、
迷いがない家づくりを進められるメリットもあります。
③住みたい土地(周辺環境)
住みたい土地、周辺環境をイメージしましょう。
住みたい土地・周辺環境
- 通勤、通学の利便性
- 周辺の買い物施設
- 教育、子育て環境
- 周辺住民の雰囲気
- 医療機関へのアクセス
- 災害リスク(洪水、土砂崩れ、地震)
言い出したらキリがないですが、ずっと住むことを考えたら慎重にならざるを得ません。
とくにお子さんがいるご家庭だと
- 自宅から学校までの距離
- 登下校が安全(交通量)にできるか?
- スクールバスの有無
などがポイントになってくるかと思います。
実際に土地探しをしてみると理想的な環境は見つかりにくく、
条件が良い土地ほどすぐに売れてしまうモノ。
すべて叶わなくとも「ここはゆずれない」とか「この施設は絶対に必要」
など優先順位は決めておきたいところです。
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イメージ作りをやっておくべき理由
なぜイメージ作りがなぜ重要なのか、その理由について解説したいと思います。
打ち合わせがスムーズにいかない
イメージ作りをやっておかないと打ち合わせがスムーズにいきません。
実際、設計士とのヒアリング(聞き取り)がありましたが、
自分たちの考えをうまく伝えることができないこともありました。
目に見えない潜在的なニーズがあったとしても、言葉として出てこないみたいな感じです。
その結果、家に帰ってから毎回「これがしたい」「こっちの方がいい」など
少ない時間のなかで慌てて決めていた記憶があります。
経験則からするとイメージ作りはやっておいた方が打ち合わせがスムーズに進みます。
後悔を最小限に減らせる
どんなに理想的な家が建てたと思っても数年住めば後悔は必ず出てくるもの。
ただ、後悔を最小限に減らすためにイメージ作りはしておくべきです。
注文住宅では「自由度」が高い反面、決めるべきことが非常に多いのも特徴。
- 間取り
- デザイン
- 設備
- 素材選び
これらを漠然と決めてしまうと、住み始めてから「動線が悪い」、「この色はイメージと違った」、
「収納が足りない」といった不満が出てきます。
例えばこのパントリー。
「収納棚はこの位でいいか」そんなイメージで作った結果、
パントリーとは言えない収納量になってしまいました。
関連記事≫【公開】パントリー「1.5畳」は狭い?すべてを詰め込んだ間取り
イメージ作りを丁寧に行えば、こうした後悔を最小限に抑えることができます。
住宅メーカー選びの方向性が決まる
イメージ作りをすることで住宅メーカー選びの方向性が決まります。
というのも、住宅メーカーにはそれぞれ得意なスタイルや特徴、デザイン(外観、内観)があります。
イメージ作りで理想を具現化しておけば、
自分たちの希望、要望が叶えられそうな住宅メーカーも絞られてくるからです。
例えば
- ホテルライクなデザインが得意
- 間取りの自由度が高い
- 木材を使った温かみのある家
- 耐震性に優れている
- コストパフォーマンス重視
注文住宅は「自由度が高い」反面、選択肢が多いために迷いやすいのも特徴。
事前に住まいのイメージをしておくことで、
方向性が明確になり、自分たちの理想を実現できる住宅メーカーを選べるようになります。
イメージ作りで理想の住まいを
家づくりにおいてイメージすることは以下3つ。
イメージ作り
- 住みたい暮らし(間取り)
- 家のテイスト(外観・内観)
- 住みたい土地(周辺環境)
住まいのイメージ作りは、注文住宅の成功の鍵を握る重要なプロセス。
具体的なビジョンを持つことで、家づくりの各段階がスムーズに進み、
理想と現実を両立させた満足度の高いお家を建てることができます。