

我が家のお風呂は窓なしにしました。
実際に窓なしにして感じたことを共有したいと思います。
お風呂窓あり、なしでお悩みの方は参考にしてみてください。
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【新築】お風呂窓なしにした我が家
窓なしの我が家のお風呂。
四方がパネルで覆われており、窓がない仕様になっています。
関連記事≫【本音レビュー】TOTOサザナSタイプの基本仕様と使い心地について
お風呂窓なしで感じたこと
実際にお風呂窓なしにして感じたことを共有したいと思います。
換気とカビ対策は設備で対応

窓がないため基本は24時間換気、入浴後に換気ボタン(2~3時間)を使用。
窓なしでも設備によって十分換気はできます。
そもそも夜、入浴後に窓を開けて換気する方はどのくらいいるでしょうか?
実際、窓ありの賃貸に住んでいる頃も常に閉めっぱなしの状態でした。

窓なしだからと言って、必ずしもカビが生えやすいということはないです。
窓あり、なしに関わらず同じようにカビは生えます。
具体的なカビ対策としては、
- 24時間換気の使用
- 入浴後に換気ボタンを2~3時間
- 入浴後に浴室内を水で洗い流す
この3つを徹底することでカビが生えるスピードを落とすことは可能。
ただ、まったくカビが生えないということはなく、定期的な掃除は必要です。
窓があろうが、なかろうが同じようにカビは生えてきます。
気密性・断熱性が高くて快適
窓をなくすことで、気密性や断熱性が向上します。
とくに冬場はその恩恵を受けやすく、快適にお風呂へ入ることができます。
窓があると外気温の影響を受けやすく、冬場は浴室が思った以上に寒い。
一方、窓をなくすことで気密性や断熱性が高まり、窓ありの場合に比べて寒さを感じにくくなります。
さらに、浴室暖房の効果も向上するため、浴室内がすぐに暖まり、快適に過ごせるメリットも。
実際、窓ありだった賃貸の頃と比べて、寒くないのは今住んでいる窓なしのお風呂。
冷え性の私は冬場のとくに体を洗っているときが一番つらい瞬間でした。
窓なしにしたことでブルブル震えていたお風呂も多少はマシになりました。
「冬場のお風呂はつらい」「寒くてお風呂に入りたくない」
なんて方は窓なしという選択肢も。
閉塞感や圧迫感は感じやすい
窓ありに比べて閉塞感や圧迫感は感じやすいです。
というのも、窓ありは外の景色や自然光が入るため、空間に広がりを感じられるから。
一方、窓がないと視覚的な解放感が得られず、閉塞感や圧迫感を感じやすいです。
賃貸の頃は窓ありのお風呂に住んでいましたが、
窓を開けようが、開けまいが開放感があったのは確か。
窓が一つあるだけでも大分印象は変わってくるかと。
窓なしは閉塞感や圧迫感を感じやすいです。
少しでも広く見せるためにカウンターや収納棚などの標準品を削りました。
詳しくは下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【新築】1坪サイズ(1616)のお風呂は狭い?選んだ理由について
お掃除の手間を減らせる
お掃除が圧倒的に楽なのは窓なしの方。
なぜなら、厄介な窓ガラスのお掃除が不要になるから。
窓ガラスには水垢や石鹸カスが付着しやすく、この汚れがまた落ちにくい。
また、冬場は結露が発生しやすく、その水分が原因でカビが生じることも。
さらに、サッシ部分には汚れやホコリ、カビが溜まりやすく掃除の手間がかかります。
一方、窓なしならこれらめんどうなお掃除が不要に。
これだけでも十分メリットはあります。
照明を点けないと暗い
窓がないため昼、夜に関わらず照明を点けないと暗いです。
日中、お風呂へ入る習慣がある方にとってはデメリットに感じるかもしれません。
やはり自然光があるほうが開放感があって、お風呂に入っている感覚を味わえるから。

デメリットと言えば停電したときに照明が使えないこと。
台風や地震など災害時にお風呂へ入るにしても、
停電により照明がない状態で入らなければいけません。
実際、停電により照明が使えないときがありましたが、
真っ暗な状態でお風呂へ入っていた記憶があります。
これら停電時に備えて懐中電灯は常備しておきたいところです。
窓なしだから臭いわけではない

お風呂に窓がなくても換気と掃除を徹底すれば臭くなりません。
そもそもお風呂が臭くなる原因は「カビ」にあります。
「カビ」は浴室内に湿気がこもってしまうと発生しやすく、
お風呂の嫌な臭いはこのカビ臭さが根本的な原因になります。
ですから、カビを作らせない環境を作ることが重要。
先ほど解説したように
- 24時間換気の使用
- 入浴後に換気ボタンを2~3時間
- 入浴後に浴室内を水で洗い流す
これら3つを徹底して湿気をこもらせない環境を作ることで、
カビの繁殖を抑えて嫌な臭いを防ぐことは可能です。

今の設備は優秀で窓がなくても十分換気をしてくれます。
1人暮らしをしていた10年前の話になりますが、
24時間換気をしていてもツーンと鼻を刺激するような酸っぱい臭いは防げませんでした。
しかし、今は設備の進化もあってかお風呂の嫌な臭いもそこまで気になりません。
いずれにしろ、窓なしでも換気とお掃除を徹底して行うことで、
お風呂の嫌な臭いを防ぐことはできます。
「タウンライフ家づくり

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お風呂の窓あり、窓なし両方を経験
賃貸の頃を含めてお風呂の窓あり、窓なしの両方を経験してきました。
窓ありは採光ができたり、開放感があったりと心地よさや精神的な満足度は高いです。
ただし、お掃除の手間だったり、気密や断熱など実用性や機能面といった意味ではマイナスな印象。
一方、窓なしはその逆と言った感じ。
それぞれ、一長一短あるので非常に悩みどころ。
お風呂に何を求めるかによって窓あり、なしを選択するのが重要なポイントと言えそうです。
【後悔なし】お風呂に窓は不要
お掃除の手間、実用性を考えるとお風呂に窓はいらないという結論に至りました。
窓ありは自然光によって開放感や心地良さなど精神的な満足度は高いです。
ただ、窓ガラス周辺のお掃除、外気の影響による寒さこれらデメリットがデカい。
我が家は窓なしの方がメリットに感じることが多かったため採用を見送りました。
お風呂窓あり、なしでお悩みの方は参考にしてみてください。
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