家づくり経験談

地元工務店の選び方|我が家が実際に建ててわかった「本当に見るべきポイント」

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施主B
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「そろそろ家を建てたいけど、どの工務店に頼めばいいのかわからない…」

そんなふうに悩んでいるアラフォー世代のご夫婦へ。

我が家は実際に、地元の工務店で注文住宅を建てました。

関連記事≫【WEB内覧会】32坪|半平屋の間取り公開

工務店選びは想像以上に難しいです。

というのも、価格・デザイン・保証・担当者の相性…比べることが多すぎるから。

また、地元工務店となると口コミなどの情報が少なすぎて、

何を参考にして判断すればいいのか分かりません。

この記事では、実際に地元工務店で家を建てた経験から、

チェックしてよかった(すべきだった)工務店の選び方”を紹介したいと思います。

まだ候補が決まっていない方も、すでに比較を始めている方も、ぜひチェックしてみてください。

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地元工務店の選び方| 本当に見るべきポイント7つ

家づくりは人生で一度あるかないかの大きな買い物。

  • なんとなく感じが良かったから…
  • 価格が安かったから…

といった曖昧な理由で工務店を選んでしまうと、あとで後悔することも。

実際に、「思ったより施工が雑だった」「アフター対応が悪かった」といったトラブルも耳にします。

だからこそ、自分の価値観やライフスタイルに合った工務店をしっかり比較して選ぶことが大切。

実体験から地元工務店を選ぶうえで見るべきポイントは以下7つ。

  • 施工実績から見る工務店の質
  • 担当者との相性・対応力
  • 自由度の高さ
  • 見積もりの分かりやすさ・透明性
  • 保証・アフターサポート
  • 展示場よりも完成見学会へ行く
  • SNSも情報源として見る

施工実績から見る工務店の質

地元工務店を選ぶうえで重要なのが「施工実績」。

施工実績を見ることで、その工務店の施工レベル・仕上がりの丁寧さ・設計力などが見えてくるから。

施工実績から分かること

  • どんな家を?
  • どのくらいの規模で?
  • どんな難易度で?

たとえば、断熱性の高い家やデザインにこだわった家など、過去に自分たちと似た要望の住宅を手がけていれば、

「この工務店なら安心して任せられそう」と思える判断材料になります。

「平屋」+「中庭」が希望だった我が家。

選んだ工務店は平屋が得意であること、中庭の施工実績があることをホームページを見て知りました。

そして実際に展示場まで足を運んで、根掘り葉掘り聞いた記憶があります。

工務店にはそれぞれ得意な建築スタイルや雰囲気があります。

  • コスパ重視(ローコスト)の工務店
  • モダンデザインが得意な工務店
  • 間取りの自由度が高い工務店

これら施工事例からは「自分たちの好みに合っているか?」が一目でわかります。

施工実績は、ただの「写真ギャラリー」ではなく、

その工務店の施工レベル・仕上がりの丁寧さ・設計力をチェックする“最もリアルな判断材料”と言えます。

担当者との相性・対応力

担当者が「信頼できる人かどうか」はとても大切。

注文住宅は、打ち合わせから完成まで少なくとも半年〜1年以上かかる長丁場。

その間、

  • 土地のこと
  • 間取り
  • 資金計画
  • 設備
  • 内装

…と、決めることが山のようにあります。

担当者によっては「それはできません」とすぐ突っぱねるもいれば、

「こういう形なら実現できますよ」と前向きに検討してくれるもいます。

ここでエピソードを2つ。

1つ目は土地探しのとき。

自治会の参加、行事はあるのか?

ゴミステーションの場所、ルールは?

消防団へは入らないといけないのか?

祭り青年への加入は必要なのか?

など、これらを聞いてほしいと頼みました。

実際に周辺民家へ訪問し、根掘り葉掘り聞いてくれました。

担当者のアンサー

  • 自治会は入っていない方もいる(入りましたが・・・。)
  • 側溝掃除、草刈り、神社の大祭がある
  • 燃えるゴミ、プラゴミは曜日ごと。ゴミ当番もある(2年に1回くらい?)
  • 消防団は年齢によって入る必要がある(何歳か忘れました)
  • 祭り青年への参加は自由(20~39歳?まで)

事前に聞いてくれたことで、その土地柄も知ることができ、安心して土地探しができました。

2つ目のエピソードは間取りに関すること。

最初に私たちと担当者との間でライングループをつくりました。

担当者からは「気になる間取りがあれば、画像で送ってください」と言われて、

インスタで気になった画像を50枚くらい送りました。

後日、それら画像をプリントアウトしたものを手元において、打ち合わせをすることに。

実際にインスタの画像を参考にして完成した間取り(デザイン)が以下。

造作の洗面台

間接照明を仕込んだトイレ

ベッドサイド(ふかし壁)に間接照明

私たちの希望や要望に対する対応力、

何でも話せる相性がなければここまで再現できなかったと思います。

自分たちの理想をカタチにするには、担当者との相性・対応力が重要なのは間違いありません。

自由度の高さ

工務店が選択肢に入っている方の多くは「自由度の高さ」に魅力を感じているのではないでしょうか。

ハウスメーカーはあらかじめ決まった間取りや設備、仕様をベースにして家づくりを進めることがほとんど。

一方、工務店は施主の希望に応じて設計・施工してくれるところが多く、

細かな要望に柔軟に対応してもらえるのが大きな強みです。

理想の家づくりをカタチにできるかどうかは”自由度の高さ”も大事なポイントと言えます。

ただ、工務店によって対応力や技術力に差があり、「思ったより自由じゃなかった…」というケースも。

実際にインターネットで検索してみると

  • 勝手に間取りを決められてしまった
  • 断られた(リスクを避けたい)
  • 設計の柔軟性や提案力が低い
  • 標準仕様に縛られてしまう
  • 面倒くさそうな対応をされた

なんてエピソードも見かけます。

「自由設計」とうたっていたとしても、蓋を開けたら提案力が低かったり、融通が利かなかったなんてことも。

では、どうやって自由度の高さを見極めるのか?というと

  • 過去の施工事例からバリエーションがあるか見る
  • 施主の細かなこだわりに対応した事例があるか
  • できない理由の説明、要望を反映してくれる体制があるか
  • オプションの対応力があるか
  • 完成見学会に行く

私の経験則からすると、これら項目が判断するうえでのポイントだと思います。

過去の成功事例からバリエーションがあるか見る

施工事例がどれも同じような間取り・見た目の場合、自由設計と言いつつ実際は「型」がある可能性大。

あらかじめ決まった間取りや設備、仕様をベースに家づくりが進められ、

勝手に間取りを決められてしまうケースです。

ホームページの施工事例からどれも同じような外観、間取りになっていたら要注意。

バリエーションが豊富=柔軟な対応ができる証拠と言えます。

施主の細かなこだわりに対応した事例があるか

例えば

  • 猫用の通路(キャットウォーク)を作った
  • 階段下にヌックを作った
  • 夫婦それぞれの書斎を作った

など、個性的な事例があるか確認しましょう。

その場で施工例を見せてもらえたり、過去の要望内容を具体的に説明できる会社は信頼度が高いです。

賃貸アパートのときに使っていたウォーターサーバー。

新居でも使いたいということで、カップボード横の壁へ水栓を通してくれました。

関連記事≫【新築オプション】水道直結型ウォーターサーバー用の水栓工事をした話

このように施主の細かなこだわりに対応してくることも、工務店を選ぶうえで重要なポイントと言えます。

後々、「これはできない」なんてことにならないように、

なるべく早い段階で「こうしたい」「これを導入したい」など要望、希望をぶつけてみてください。

返答次第では選択肢の中から見切りをつけるべき。

できない理由の説明、要望を反映してくれる体制があるか?

「なぜできないのか」を技術的に説明してくれるか?

たとえば「この壁は耐震の関係で動かせません」など、理由が明確なら納得できます。

納得できる説明がなく、ただ「できません」と言うだけの工務店は要注意。

あとはこちらの要望に対して「できない」と一蹴せず、

「それならこうすれば実現できます」と一緒に考えてくれる姿勢があるかも重要と言えます。

初期の段階で質問をぶつけてみて、どれも回答が曖昧であれば早めに見切りをつけるべき。

オプションへの対応力があるか

施主C
施主C
設備を標準仕様から変更したい
使いやすいようにオプション追加したい
施主D
施主D

など、オプションに対して柔軟な対応、提案をしてくれるかも重要です。

たとえば、「この寸法で造作の作業台を作ってもらいたい」とか、

床の境目に「ステンレス製の見切り材を入れてもらいたい」など、

オプションに対して真摯に対応してくれたり、柔軟な提案をしてくれる工務店が理想と言えます。

関連記事≫【注文住宅】オプション費用(総額260万円)の内訳を公開

「あれもこれもできない」なんて対応をされてしまうと、

自分たちの理想とかけ離れたお家が完成してしまうのは避けられません。

展示場よりも完成見学会へ行く

自由度の高い工務店かどうか、見極めるリアルな方法として「完成見学会」へ行くこと。

住宅展示場では“キラキラのモデルハウス”しか見れませんが、

完成見学会で見られるのは実際にお施主さんのこだわりが詰まった家。

間取りや動線、造作家具、照明、収納の工夫など、

「この家、既製品っぽくないな」

「細部まで丁寧に考えられてるな」

という印象を持てる家なら、その工務店は“自由設計に強い”証拠です。

壁紙の仕上がり、建具のセンス、照明の配置、収納の使いやすさ、

実際に自分の目で見るのがもっとも分かりやすいです。

自由設計を望む方は、施工の柔軟さや提案力を肌で感じておくと安心。

自由度の高い工務店かどうかは、パンフレットや営業トークでは判断しづらいもの。

“完成見学会”こそ、その答えが詰まったリアルな現場と言えます。

見積もりのわかりやすさ・透明性

家づくりのトラブルで一番多いのが

  • 「最初に聞いていた金額と違う…」
  • 「オプションでどんどん費用が上がった…」

といった予算オーバー問題です。

見積もりが分かりにくい工務店では、

これは別途費用です

これは標準仕様に含まれていません

と後出しで金額が増えるケースも…。

詳細を曖昧にしたり、「最終的に見積もりますね」と濁す会社は要注意。

「何が含まれているのか」「費用はどのくらいか」が明確なことは、家づくりの安心感に直結します。

誠実な工務店は、見積もり段階から

  • 「これは標準仕様です」
  • 「この部分はオプションになります」
  • 「この価格には●●も含まれています」

と、素人にも分かるように説明してくれます。

見積もりを丁寧に説明してくれる工務店は信頼できるかどうかの判断材料にもなります。

施主C
施主C
見積もりでトラブルとかなかった?

オプション費用の詳細が分かりにくかったこと。

見積もりにはオプション費用がまとめて記載されていたため、

「何のオプションが?」「どのくらい費用?」など詳細が分かりませんでした。

こちらから聞かないと教えてくれないこともあったので、モヤッとした記憶があります。

それ以降、都度聞くようにしましたが・・・。

家づくりは想像しているよりもお金がかかるので、予算に関してかなりナーバスになります。

だからこそ、「この間取りでこの金額」「この設備でこの費用」とリアルに把握できることが大切。

保証・アフターサポートの体制

地元工務店を選ぶうえで「保証・アフターサポートの体制が整っているか?」も確認すべきポイント。

というのも、どんなに丁寧に建てても、数年後に不具合が出ることはあるから。

例えば以下のトラブル。

  • 壁にヒビが入った
  • ドアの建て付けが悪くなった
  • 水回りに不具合が出た

こんなときに「すぐ見に来てくれる」「連絡が取りやすい」工務店は信頼度が高いです。

では、どんなところに着目すればいいのか?

着目すべきポイント

  • 住宅瑕疵かし担保責任保険の内容
  • 保証期間の内容と無償・有償の範囲
  • アフターサポート(定期点検)のスケジュール
  • 地盤保証の内容と期間
  • シロアリ保証の内容と期間
  • リフォームや増改築への対応
  • オーナー専用相談窓口があるか
  • 24時間365日コールサービスの有無

上記の保証・アフターサポートの内容は必ず確認しておきたいところ。

工務店で建てて重要だと思ったことは、

  • すぐに連絡が取れること
  • 緊急で駆け付けてくれる体制
  • 有償、無償の範囲

これらが明確であることが重要だと思いました。

というのも、トラブルがあった時に相談窓口を探すのに手間取ったこと。

事前に把握していなかった私たちも悪いですが、どこに連絡すればいいのか分かりにくかったです。

あとは対応までのスピード。

トラブルに対するレスポンス(連絡)は早かったのですが、

スケジュール調整が遅く実際に駆けつけてくれるまでタイムラグがありました。

最後に有償、無償の範囲が曖昧なこと。

前回は無償でやってくれたことが、次回は有償にされそうになったケースがありました。

「前は無償でやってくれましたが・・・。」と言ったところ無償という形。

有償、無償の範囲が曖昧だとこちら側としては頼みづらいのも事実。

保証・アフターサポートに関しては工務店によって差はあると思いますが、

家を建てた後も安心して過ごすことができる体制が整っていることが重要と言えます。

SNSを情報源として見る

今ではInstagramやYouTubeなどSNSを活用している工務店も多く、

SNSを見ることで「デザインのイメージ」「センスが合うか」が分かる時代です。

”SNSをやっている=優良工務店”とは限りませんが、

流行にも敏感&柔軟な傾向であることは何となく伺えます。

我が家が建てた地元工務店でもインスタライブでルームツアーを配信しており、

実際にお施主さんを招いてこだわりポイントを紹介したり、質問に対する回答、解説をしていました。

リアルタイムで情報が知れたり、お施主さんの生の声を聴けるのは工務店を選ぶ側としてはありがたいこと。

InstagramやYouTubeなどのSNSに力を入れていたら、チェックしたいところです。

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工務店選び|失敗しないために必要なこと

「工務店選びで失敗した」これは起こりうること。

なぜなら、契約をして打ち合わせを進めていく中で、

担当者との相性や建物の仕上がりが分かってくるから。

契約前の段階で優良工務店か?を判断するのは正直難しいと思います。

個人的にリスクを減らす方法として思うのが以下。

  • 完成見学会へ行く
  • 見積もりが明確
  • 担当者とのコミュニケーション

完成見学会は工務店のリアルを知れる機会。

品質だったり、施主の要望・希望が反映されているかなど、

実物を見るのがもっともシンプルで納得しやすい判断材料です。

また、見積もりも明確であることも重要。

詳細が不透明な見積もりでは後出しで金額が増える可能性があります。

設備、オプションひとつひとつ細かなところまで記載してくれること。

工務店選びでチェックするポイントを紹介してきましたが、

もっとも大切なのは「担当者とのコミュニケーションがうまく取れるかどうか」です。

  • 質問に対してごまかさず、正直に答えてくれる
  • 良いことだけでなく、リスクや注意点も伝えてくれる
  • 契約を急かさず、じっくり話を聞いてくれる
  • 担当者が「家づくりを一緒に楽しんでくれる」雰囲気がある

いくら施工技術が高くても、どれだけ自由設計ができても──

こちらの想いや希望をくみ取ってくれる相手でなければ、本当に納得のいく家は完成しません。

地元工務店を検討中の方は当記事を参考にしてみてください。

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