家づくりのきっかけとして利用されるサービスが注文住宅の一括資料請求。
我が家もサービスを利用し、実際に一括資料請求した中のひとつの工務店でお家を建てました。
今回は数ある一括資料請求サービスの中から3社に絞って紹介したいと思います。
【注文住宅】一括資料請求サービス3選
数ある一括資料請求サービスの中から3社に絞って紹介したいと思います。
各サービスそれぞれ特徴が異なりますので、ご自身のニーズに合わせて検討してみてください。
なお、これらサービスはすべて無料で使えます。
サイト名 | タウンライフ 家づくり |
LIFULL HOME’S | 総合住宅 展示場 |
提携社数 | 1160社以上 | 1000社以上 | 大手16社限定 |
カタログ請求 | 〇 | 〇 | 〇 |
間取り作成 | 〇 | ✖ | ✖ |
見積もり作成 | 〇 | ✖ | ✖ |
土地情報 | 〇 | 〇 | ✖ |
運営会社 | タウンライフ株式会社 | 株式会社LIFULL | 株式会社 日本経済社 |
WEBサイト | 公式へ | 公式へ | 公式へ |
各社の特徴や強みを詳しく解説したいと思います。
タウンライフ家づくり
家づくりを検討中の方に人気なのが「タウンライフ家づくり」。
特徴
- 間取りプラン、資金計画書、土地探しの提案
- 提携社数が豊富
- 地域密着型の工務店も掲載
タウンライフ家づくり最大の特徴は「間取りプラン」、「資金計画書」、「土地探し」を提案してもらえること。
希望欄に建てたいお家のイメージを伝えれば、あなただけのオリジナル間取りプランを作成してもらえます。
また、地域密着型の工務店も掲載されています。
実際、我が家が建てた地元の工務店も掲載されていました。
地域によって提携社数は異なりますが、選択肢の多さで言えばタウンライフ家づくりがダントツ。
LIFULL HOME´S(ライフルホームズ)
ローコスト住宅を検討中なら「ライフルホームズ」。
特徴
- ローコスト住宅などテーマごとに探せる
- 住宅メーカーを建物価格ごとに探せる
- 家づくりノートがもらえる
「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」の特徴はあなたのニーズに合わせて住宅メーカーを探せること。
例えば、ローコスト住宅、平屋、狭小住宅などテーマごとに探せたり、
あなたの予算に合わせて建物価格から住宅メーカーを探すことも可能。
具体的なイメージが湧きやすく、はじめて家づくりをする方にとって便利なサービスです。
家づくりに役立つ「家づくりノート」も貰えます。(ダウンロード)
≫LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)公式サイトへ
総合住宅展示場
大手ハウスメーカーのみ検討中なら「総合住宅展示場」。
特徴
- 大手ハウスメーカー16社限定
- 住宅メーカーが最速で分かる
- モデルハウスの見学予約もできる
「総合住宅展示場」は大手ハウスメーカー16社限定の一括資料請求サービスです。
住友林業を始め、一条工務店、スウェーデンハウスなど大手ハウスメーカーのみの取り扱い。
建設予定地を入力するだけで、カタログ請求できるハウスメーカーがすぐ分かります。
また、トップページからはモデルハウスの見学予約も併せてできるので、
スムーズに家づくりを始められるのもメリット。
信頼と実績で注文住宅を選ぶなら「総合住宅展示場」がおススメです。
一括資料請求サービスを使って感じたデメリット
実際に注文住宅の一括資料請求サービスを使って感じたデメリットは以下。
デメリット
- 電話やメールがしつこい住宅メーカーがあった
- 郵便物がしばらく(1年半くらい)届いた
- 求めているカタログが届かなかった
- 資料請求しすぎて郵便ポストがパンパンになった
電話やメールがしつこい住宅メーカーがあった
カタログ請求は十数社しましたが、営業電話は3社ありました。
また、メールやショートメールにもモデルハウスのご案内が定期的に送られてきました。
工務店によって対応は異なりますが、イケイケな工務店は営業がしつこかったです。
一方、大手ハウスメーカーはスマートな対応と言った感じ。
電話やメールに関してはお断りの旨を伝えないと定期的に連絡がかかってきます。
しっかりと対応すればそれ以降掛かってくることはありません。
ちなみにお断り電話の際に「差し支えなければどこの住宅メーカーを検討中(契約)でしょうか?」
と高確率で聞いてきます。(我が家は普通に答えましたが・・・)
経験則からすると、住宅メーカーはじっくり考えて5社程度にするのが無難。
我が家のように闇雲に資料請求してしまうとめんどくさいことになります。
郵便物がしばらく(1年半くらい)届いた
ある住宅メーカーから定期刊行物みたいのがずっと届きました。
必要なかったのでメールでその旨を返信しましたが、その後もずっと送り続けられてきました。
お家完成後(住所変更済)も転送届けにより送られてきましたが、
転送期間が過ぎたことで届かなくなりました。
中には定期刊行物を送ってくる住宅メーカーも存在しますので、
配信停止などの処理が面倒です。
求めているカタログが届かなかった
求めているカタログが届かなったこともありました。
例えば、間取り例や施工例など具体的にイメージしやすいカタログが欲しかったのですが、
実際に届いたのは家づくりに関するハウツー本のような資料。
正直、住宅メーカーを選ぶ判断材料として使えない資料も混じっていました。
資料請求だけではハウスメーカーすべての情報を得ることができないのが本音。
資料請求しすぎて郵便ポストがパンパンになった
資料請求しすぎて郵便ポストがパンパンになってしまいました。
実際に資料請求したのは十数社。
当時住んでいた賃貸の郵便ポストは小さく、投函口からはみ出るようにして大量の資料が届きました。
おそらく入らなかったであろう資料もあったみたいで、
約1週間くらいこの状態が続きました。
我が家のように闇雲に資料請求してしまうと、郵便ポストがパンパンになってしまうので注意が必要です。
一括資料請求サービスは役に立ったのか?
一括資料請求サービスは家づくりのきっかけとして役に立ちました。
実際に資料請求した中から候補を絞り、
モデルハウス見学→契約→お家完成という流れです。
もともと中庭、平屋希望だった我が家。
資料請求したカタログには中庭の施工実績があること、
平屋を得意としている情報を知ることができました。
モデルハウスを予約し、実物を見せてもらいましたが理想にピッタリ。
資料請求から約2年後、我が家の希望、要望を詰め込んだお家が完成しました。
当時、賃貸に住んでいた頃に奥さんからは「家はどうする?」と再三言われ続けてきました。
子供の成長を考えると”賃貸にずっと住むことは考えられない”のは自分でも分かっていました。
ただ、住宅ローンのことを考えると二の足を踏んでしまうのも事実。
なかなか行動に移せませんでした。
いきなり展示場へ行くのも気が引けたので、まずは一括資料請求サービスから始めました。
すると、流れに乗るような感じでことが進んでお家が完成。
家づくりのきっかけとして考えるのであれば、結果的に注文住宅の一括資料請求サービスは役に立ちました。
時間は有限という言葉があるように、迷っているなら行動は早いほうがいいです。
一括資料請求は5社程度に絞るべき
我が家の経験を踏まえると、カタログ請求する住宅メーカーは5社程度に絞るべきです。
理由は単純で比較しやすいから。
実際に十数社からカタログ請求しましたが、情報が膨大すぎて比較が難しくなります。
5社程度であれば内容もよく入ってきますし、バランスよく比較しやすいです。
もっと言えば、インターネットで事前に情報(坪単価、特徴、外観、内観)だけは調べたほうがいいです。
届いた資料をパラっと見て外観、内観に興味が湧かない住宅メーカー、
坪単価を調べて断念した住宅メーカーなども結構ありました。
資料請求は何社までというルールはありませんが、
比較、検討するなら5社程度に絞るのが理想です。
一括資料請求の成功ポイント
一括資料請求するにしても、検討している、気になる住宅メーカーを含んでいることがポイントと言えます。
というのも、サービスによって資料請求できる住宅メーカーが異なるから。
実際に同じ条件で入力したところ、
サービスによって”資料請求できる、できない”住宅メーカーがありました。
地域によっても資料請求できる住宅メーカーが少なかったりするので、
検討している、気になる住宅メーカーを視野に入れて検討するべきです。
一括資料請求サービスのよくある質問
一括資料請求サービスのよくある質問をまとめてみました。
無料で利用できる?
すべて無料で利用できます。
各住宅メーカーの広告費によって運営されているためです。
申し込みにどのくらいの時間がかかる?
5分程度になります。
フォームに入力するだけの簡単操作です。
個人情報の管理はしっかりされているのか?
安心です。
資料を依頼した会社以外からセールスを受けることはありません。
資料はどのくらいで届く?
平均で1週間前後。
各住宅会社からカタログが届くため、早い会社もあれば遅い会社もあります。
全国どこからでも利用できるのか?
全国どこからでも利用可能です。
ただし、地域によって対応している会社が少ない場合もあります。
予算が少ないが対応してもらえますか?
フォームに自分たちの予算を入力することで、予算に見合った住宅メーカーを提案してもらえます。
資料請求した住宅メーカーから電話はかかってきますか?
各メーカーによって異なります。
電話をかけてくる会社もあれば、メールのみの会社もあります。
もし電話が苦手であれば申し込み時、要望欄へ「電話連絡はしないでください」と記入しておきましょう。
それでも電話をかけてくる住宅メーカーもありますが・・・。
資料請求した住宅メーカーで家を建てないといけないのか?
家を建てる必要はありません。
家づくりを進めるか否かは個人の自由となります。
また、お断りによるキャンセル料などは発生しません。
お断りは代行してもらえる?
してもらえません。
各住宅メーカーへのお断りは自分で行う必要があります。