「1.5畳」はパントリースペースとしては十分な広さです。
ただ、冷蔵庫や冷凍庫を設置すると、収納棚が極端に少なくなってしまうので要注意。
今回は「1.5畳」に冷蔵庫、冷凍庫を置いた我が家のパントリーを紹介したいと思います。
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【施工例】パントリー「1.5畳」
パントリーの広さは「1.5畳」。
間取り位置はキッチンの横。
ウォークスルータイプになっており、キッチン・リビングからそれぞれアクセスが可能。
また、玄関からも近く、お買い物の荷物がすぐ搬入できるようにしました。
一般的にパントリーは玄関の近くに配置すべきと言われていますが、まさにその通り。
玄関からの距離感が近いほど効率がめちゃくちゃいいです。
「1.5畳」は狭いのか?
我が家の場合はパントリーに冷蔵庫、冷凍庫も詰め込んでいるため広いとは言えません。
収納棚はこの1ヵ所しかなく、実際に物を置けるスペースは「0.5畳」もないくらい。
大量の食品や日用品を置くことを想定すると狭いと言えます。
ストックが目的のパントリーとしては、この棚だけではすべて収納できないのが現状。
もし、壁一面が収納棚だとしたら、「1.5畳」でもパントリースペースとしては十分な広さだったと思います。
パントリー「1.5畳」に冷蔵庫、冷凍庫を詰め込んでしまうと、収納棚のスペースが狭くなってしまうので要注意です。
パントリー「1.5畳」にすべて詰め込んだ
「1.5畳」という狭い空間ではありますが、いろいろと詰め込みました。
コンセントは6口
パントリーのコンセントは計6口。
冷蔵庫の上に2口。
可動棚の横壁、FL200とFL1000の位置にそれぞれ2口ずつ付けました。
- 冷蔵庫
- 冷凍庫
- 電子レンジ
- Wi-Fiルーター
実際には4口しか使っていませんが、あれば使うだろうということで6口でも問題なし。
ストックが目的のパントリーではありますが、家電を使うことを想定して何口かつけといたほうがいいです。
とくに可動棚の中。
炊飯器やコーヒーメーカー、ケトルなど使う家電によってコンセントの数を決めとくといいかも。
垂れ壁で空間を仕切る
パントリーへの入り口は「垂れ壁」になっています。
垂れ壁にも「三角型」や「アーチ型」が存在しますが、インテリアに合わないということで普通の「垂れ壁」にしました。
「垂れ壁」を作ることで空間が仕切られ、すっきりとした印象に。
可動棚で自由度アップ
棚は可動棚を採用。
可動棚にすることで、収納ボックスや家電に合わせて高さを調整することができます。
もし、固定棚にしてしまったら、せっかく購入した収納ボックスや家電が入らないなんてことにもなりかねません。
可動棚は3段。
- 1段目:アートランバー/シェルホワイト
- 2段目:アートランバー/シェルホワイト
- 3段目:ホワイトアッシュ
3段目の棚は電子レンジの荷重を考慮して、強度、耐久性が高いホワイトアッシュ(厚さ30mm)にしました。
板の色合いがアクセントにもなっておしゃれ。
我が家のように小型冷凍庫を設置する場合、可動棚であれば高さに融通が利くのでおすすめです。
関連記事≫【パントリー】可動棚の奥行き「45cm」は狭いのか?
冷蔵庫と冷凍庫を収納
「冷蔵庫」と「冷凍庫」を隠したいという奥さんの要望でパントリー内へ設置しました。
大型の家電をキッチンから隠すことで生活感をグッとなくせます。
冷凍庫はキッチンからすぐ食材を出せるよう入り口付近に設置。
キッチンの真後ろにあるわけではないので、冷蔵庫までは3~4歩くらい歩く羽目に。
また、ダイニングテーブルから結構距離があるので、食事中に調味料を取りに行く場合には遠く感じます。
冷凍庫は可動棚の下に設置。
今後、買い換えることを想定して横幅にちょっと余裕を持たせました。
横幅は大きい分には困らないと思いますので、広めに取ったほうがいいかもしれません。
スペースが広すぎたとしてもライスストッカー(米びつ)など、何かしら置けばいいだけ。
関連記事≫【ウォークスルー型】パントリーへ「冷蔵庫」を隠すテクニック
壁面にマグネットボード
パントリー内の壁面にマグネットボードを取付けました。
下地にマグネットボードを張り付けており、上からビニルクロスで施工。
サイズは1800(高)×900(幅)。
学校や自治会などの配布物を張り付けておけるので、非常に便利。
やってよかったオプションのひとつです。
照明はダウンライト2つ
パントリーにダウンライトを2つ取り付けました。
夜になるとパントリー内が暗くなるため、照明は必須です。
スイッチはマグネットボードのすぐ横で、インターホンパネルの下に取り付けました。
パントリー照明は後悔ポイントのひとつで、人感センサー付きにすればよかったです。
関連記事≫【後悔】パントリー照明を人感センサーにすべきだった3つの理由
ロールスクリーンで隠す
目隠しとして「ロールスクリーン」を取付けました。
来客時に「冷蔵庫や冷凍庫を見られたくない」ということで、奥さんの要望になります。
リビング側の垂れ壁へ、吊るすようにして取付けました。
「ロールスクリーン」を後付けするにしても下地は必須。
設計の段階で早めに打ち上げておきましょう。
関連記事≫【来客時の対応】パントリーを「ロールスクリーン」で目隠しする
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パントリーの後悔ポイント
パントリー後悔ポイント
- 「2畳」にすればよかった
- 冷蔵庫の収まりを間違えた
パントリー「1.5畳」を使ってみて感じた後悔ポイントになります。
2畳にすればよかった
パントリーは「2畳」にすればよかったです。
我が家の場合は冷蔵庫・冷凍庫もパントリーに設置しているため、収納棚のスペースが極端に少なくなってしまいました。
結局、収まりきらない物はキッチン棚やカップボード、階段下へ収納する羽目に。
やはりモノがあちこち点在していると使い勝手が悪すぎます。
イメージとしては赤く塗りつぶした壁にもう一つ作っておけばよかったと後悔。
設計当初はここも可動棚にする予定でしたが、脱衣所&ランドリーを広くしたいということでパントリーを「0.5畳」削ってしまいました。
予定通り「2畳」で作っておけば、収納するには十分なスペースが確保できていたと思います。
冷蔵庫の収まりを間違えた
パントリーに置く冷凍庫の収まりを間違えました。
真横から見てみると壁からはみ出しているのが分かるかと思います。
これがめちゃくちゃ気になる。
そもそも冷蔵庫を隠すためにパントリーへ設置したのに・・・これでは本末転倒。
横幅を気にするばかりで、奥行きのことをまったく考えていませんでした。
パントリー「1.5畳」は狭くはないが・・・。
パントリー「1.5畳」は狭くはないです。
ただ、我が家のように冷蔵庫、冷蔵庫を置いてしまうと収納棚の数が極端に少なくなってしまいます。
そもそも、収納することが目的のパントリーにおいて、物を置くスペースがないのは致命的。
パントリーに冷凍庫、冷蔵庫を置くにしても、収納スペースを確保することが重要。
そう考えるとパントリーは「2畳」にすればよかったです。
もちろん、家族の人数や買い物頻度によってそこまで必要ない場合もあるので、
「何を収納するか?」「どんな家電は置くか?」など必要に応じて畳数を決めてみてもいいかもしれません。