横並びキッチンダイニングを採用しました。
実際に採用してみて感じたこと、
後悔ポイントなどもリアルに解説しているので参考にしてみてください。
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【間取り】横並びキッチンダイニング
我が家の横並びキッチンダイニング。
中庭を囲うようにしたL字型のLDK。
リビングエリアと分けて、キッチンとダイニングが横並びになった配置です。
この”L字型LDK+×横並びキッチンダイニング×中庭(バルコニー)”という組み合わせは、
家づくりにおいてどうしてもやりたかった構図でした。
関連記事≫「L字型LDK」は使いやすい?実例で見るメリット・デメリット!
関連記事≫【デメリットだらけ?】実際に「中庭のある家」に住んで感じた本音
システムキッチンは「ミッテ」
システムキッチンはTOTO「ミッテ」。
冷蔵庫はパントリーへ隠した
キッチンの奥はウォークスルータイプのパントリー。
パントリーの一角に冷蔵庫を隠しました。
冷蔵庫をパントリーへ隠したことで、キッチン回りがスッキリとした印象に。
パントリーに関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【公開】パントリー「1.5畳」は狭い?すべてを詰め込んだ間取り
キッチン床はフロアタイル
キッチンエリアの床はフロアタイルになっています。
水ハネや油ハネよる床材の劣化を回避するため、フロアタイルを採用しました。
フロアタイルに関する記事は下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【水に強い】水回りの床を「フロアタイル」にして正解だった
照明(ペンダントライト)はキッチン側
照明(ペンダントライト)はキッチン側へ付けました。
食事中に吊るされた照明が邪魔くさい(眩しい)ということで、
キッチン側へ照明(ペンダントライト)を点けました。
照明(ペンダントライト)の代わりにダウンライトを4灯付けました。
明るさも十分確保できたので、とくに問題ないです。
横並びキッチンダイニングの使い心地
実際に横並びキッチンダイニングを採用してみて感じたことは以下の内容。
使い心地
- 配膳がしやすい
- 片付けが楽
- すぐに手が洗える
- 食事中にテレビが見ずらい
- 配置によって冷蔵庫が遠くなる
- 距離感が良い
- 長い横幅が必要
- 洗い物、料理跡が丸見え
- 水ハネ、臭いはそこまで気にならない
- 統一感が出せる
ネットでよく見られるメリット・デメリットも含め解説したいと思います。
配膳がしやすい
横並びキッチンダイニング最大のメリットは配膳がしやすいこと。
キッチンとダイニングを横並びにすることで、最短距離で料理の配膳ができるからです。
賃貸アパートに住んでいたころ、キッチンに向かい合うようにしてテーブルを置いてました。
そのため、配膳するときはキッチンの奥からグルっと回る必要があり、
品数によっては何回も往復するハメに。
しかも机はコーヒーテーブルを使っていたため、中腰姿勢になりながら料理を並べていた記憶があります。
汁物をこぼしてしまうこともありったりと、この配膳のしにくさが地味にストレスでした。
横並びキッチンダイニングを採用したことで、サッと配膳できるように。
出来上がった料理を横へポンポン流すだけ。
やはりキッチンからテーブルまでの距離が近いと料理を運ぶのが楽です。
また、背面にあるカップボードからお皿やお箸、
スプーンなどの食器をすぐ取り出せるのもメリット。
横移動の距離はありますが、賃貸アパートに住んでいたころよりも快適なのは間違いないです。
L字型のLDKにし、横並びキッチンダイニングにした甲斐がありました。
片付けが楽
食器の片付けは楽です。
配膳と同じでダイニングからキッチンまでの距離が近いから。
食べ終わった食器をシンクへすぐ運ぶことができるので、
ダラダラしがちな食後でも家事ラクができてしまうのはメリット。
また、食器の洗い~収納までの動線もスムーズに行えます。
- シンクへ運ぶ(予洗い)
- 食洗器で洗う
- カップボードへ収納
これら一連の動作が最短距離で出来てしまうのは素晴らしい。
賃貸に住んでいる時よりも片付けのスピードが上がり、
時間に余裕が持てるようになりました。
いずれにしろ、配膳・片付けのしやすさ(速さ)が、横並びキッチンダイニング最大の魅力と言えます。
すぐに手が洗える
食事中、食後に手をすぐ洗えるのもメリット。
とくに小さなお子さんがいるご家庭にはおすすめ。
ご飯やおやつを食べ終わって手が汚れているにも関わらず、
テレビのリモコンやゲーム機のコントローラーなどを触ってベトベトにさせてしまうことはよくあります。
横並びキッチンダイニングならすぐに手を洗うことが可能。
テーブルから水道までの距離が絶妙に近くておすすめです。
これまではウェットティッシュを多用していましたが、
手が汚れたら水道で綺麗さっぱり洗うようにしています。
食事中にテレビが見づらい
座る場所によってテレビが見づらいこと。
我が家のテレビはリビングエリアの奥に壁付けしてあります。
すると、ダイニングテーブルの丸で囲った位置に座っている人は、
背を向ける形になってしまうためテレビを見ることができません。
半身になれば見ることはできますが、その体勢を維持するのは結構キツいです。
食事中にテレビを”見る派・見ない派”ご家庭によってさまざまですが、
見る派の我が家にとってはデメリットのひとつと言えます。
場所によって冷蔵庫が遠くなる
冷蔵庫を配置する場所によっては取り出しにくいことも。
キッチン横のパントリーへ冷蔵庫を隠すように配置しましたが、
テーブルから冷蔵庫までの距離が遠くなってしまいました。
キッチン側からは7~8歩、リビング側からは11~12歩。
冷蔵庫へドレッシングや醤油、飲み物を取りに行くにしても微妙に遠いです。
キッチン側(7~8歩)の人に頼むこともできますが、
気を遣って自分(11~12歩)で取りに行くこともしばしば。
たかが数歩と言われてしまうとそれまでですが、
一生住むことを考えたら動線としてはデメリットと言わざるを得ません。
距離感が良い
キッチンとダイニングの距離感が絶妙に良いです。
例えば、1人が料理中にもう1人はテーブルで晩酌しながら会話したり、
料理の補助をしながらくつろいだりと、コミュニケーションが取りやすい距離感です。
また、子供がダイニングテーブルで勉強や作業をしているとき、
料理の合間を見てサッと移動して教えたり、見守ったりすることも可能です。
”コミュニケーションが取りやすい”と言われていますが、
我が家の経験則からするとあながち間違っていないかと。
長い横幅が必要
横並びキッチンダイニングを採用する場合、一般的に約5mの長さが必要とされています。
これよりも長さを短くしてしまうと、テーブルサイズに融通が利かなかったり、
テーブルと壁の間の通路幅が狭くなってしまうからです。
一般的な考えとしては以下。
一般的なサイズ
- キッチンサイズ:2.55m
- テーブルサイズ(4人):1.5m
- テーブルと壁の通路幅:1.0m
システムキッチンを標準的なサイズである「2.55m」とします。
4人家族を想定してテーブルサイズは「1.5m」、通路幅を「1.0m」と仮定すると、
キッチンの端から壁まで「5.0m」は確保したいという考えです。
我が家の実例を見ていきましょう。
キッチンの端から壁まで「5.3m」。
ダイニングテーブルは1.6mになります。
テーブルと壁の間の通路幅は「1.15m」。
一般的な考えの通り、キッチンの端から壁まで「5.0m」あればゆとりのある間取りにできます。
とくにダイニングテーブルのサイズに融通が利くのがポイント。
通路幅もかなり余裕があるので、テーブルサイズをあと10cmくらい長くしてもよかったくらい。
いずれにしろ、横並びキッチンダイニングを採用する場合は、横幅を「5.0m」は確保したいところです。
洗い物、料理の跡は丸見え
横並びキッチンダイニングにしたいけど・・・
キッチンとダイニングの距離が近いことで、
食事中に洗い物や料理跡が目について落ち着かない方もいるようです。
我が家のように腰壁がないタイプだと丸見えに。
特に、丸で囲った位置に座るとシンクの中まで見えてしまいます。
手の込んだ料理によってはグシャグシャのキッチンを見る羽目になりかねません。
私は気にしないタイプですが、綺麗好き・神経質な方はおそらく気になるかと。
キッチンを腰壁で囲う、もしくはダイニングテーブルを壁に寄せるなど何かしら対策が必要になります。
水ハネ、臭いはそこまで気にならない
横並びキッチンダイニングを懸念される方で
なんて方も一定数いるようです。
水ハネはそこまで気になりません。
というのも、水道からダイニングテーブルまで距離があるから。
丸で囲った部分が約25㎝ほどあるので、テーブルまで水がハネることはほぼないです。
どちらかと言えばシンク前後への飛び散りのほうが気になるレベル。
キッチンサイズ、水道の使い方にもよりますが、
水ハネに関してはそこまで懸念する必要もないかと思います。
シンクからの臭いもそこまで気になりません。
溜まった生ごみはその日のうちにネット交換して捨てているため、
シンクから生ゴミ臭がすることはないです。
ただ、1日~放置してしまうと、臭いはやっぱり漂ってきます。
いずれにしろ、こまめに掃除をすればシンクからの臭いを回避することは可能。
統一感が出せる
キッチンからダイニングへと横一列に配置することで、
統一感のある空間が作り出せます。
装飾を抑えたモダンなインテリアや、ミニマルデザインなど自分好みの空間を作れるのもメリット。
背後に収納棚やパントリーを配置する場合でも、統一感のあるレイアウトを作りやすく、
空間全体が美しく整います。
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横並びキッチンダイニングの後悔ポイント
横並びキッチンダイニングの後悔ポイントは以下の内容。
後悔ポイント
- キッチン横コンセントが付けられなかった
- 前面収納を付ければよかった
キッチン横コンセントが付けられなかった
キッチン横のコンセントが付けれませんでした。
キッチン横のコンセントとは丸で囲った位置のこと。
インスタやYouTubeで拝見し、絶対に付けたいと思っていました。
ショールームで聞いたところ、TOTO「ミッテ」は対応していないとのこと。
どうやら他社(キッチンハウス)なら付けられるらしく、
キッチンメーカーからは「できません」ときっぱり断られてしまいました。
諦めきれず工務店に相談してみたところ、
「腰壁を作ってそこへコンセントを施工することは可能です」
との回答がありました。
キッチン回りに腰壁は付けたくなかったので、泣く泣くキッチン横のコンセントは諦めました。
一応、壁側へコンセントは付けたので、ホットプレートなどを使うときはココを使っています。
ネットで調べてみると、ハウスメーカーや工務店によっては対応してくれる場合もあるようです。
ただ、故障したときは保証対象外になるとかなんとか・・・。
いずれにしろ、施工したいのであればハウスメーカー、もしくは工務店へ早めに打ち上げてみてください。
前面収納を付ければ良かった
キッチンは前面収納があるタイプにすればよかったです。
ケチって前面収納がないタイプにした結果、キッチン前に無駄なスペースができてしまいました。
これだけスペースが余っていると違和感しかありません。
せっかく横並びキッチンにしたのだから、有効活用できる前面スペースには収納を付けるべきでした。
収納はあったらあったで困りません。
今後、オーダーカウンターを購入しようか検討中と言った感じです。
前面収納を迷っている方で、キッチン前にスペースがあるなら検討してもいいかもしれません。
結論:横並びキッチンダイニングは使いやすい
横並びキッチンダイニングの魅力は配膳、片付けが楽なこと。
これだけでも十分価値はあります。
ただ、配置によっては動線が長くなったり、
テレビが見づらくなることもあるので間取り決めは慎重に行いたいところ。
コンセント計画や前面収納の有無なども、ニーズに合わせて検討してみてください。