トイレの間取り位置で迷っている方も多いはず。
今回は寝室の隣にトイレを作った我が家の実例から、
実際に住んで分かったメリット・デメリットについて紹介したいと思います。
寝室の隣にトイレを検討中の方は参考にしてみてください。
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トイレを寝室の隣に作った
我が家のトイレは寝室の隣。
図面で見るとこの間取り位置になります。
正確に言うと寝室の一角に隣接している位置というのが正しいのかもしれません。
とはいえ、この距離ならトイレは寝室の隣みたいなもんです。
トイレを寝室の隣にした本音
トイレを寝室の隣に作ったことによるメリット・デメリットについて、
実際に体験して感じたことを共有したいと思います。
隣に作った本音
- 音が聞こえやすい
- プライバシーが損なわれる
- 衛生的に不快に感じるかも
- 臭いは気にならない
- 夜間の利便性
- 就寝、起床時に使いやすい
音が聞こえやすい
トイレが寝室の隣だと音が聞こえやすいです。
この音の聞こえやすさが最大のデメリット。
具体的には以下の音。
- 水を流す音
- ペーパーを巻き取る音
- 扉を開け閉めする音
水を流す音
一番聞こえやすいのはトイレの水を流す音。
トイレを流したときの「ザアァー」という音は寝室からもよく聞こえます。
おそらく眠りの浅い方なら起きてしまうレベル。
例えば入眠直後でウトウトしているときに、
この音が睡眠の妨げになってしまうことも。
ペーパーを巻き取る音
ペーパーを巻き取る音もよく聞こえます。
巻き取る速度によって「カラカラカラ」っとよく聞こえ、
神経質な方からすれば気になるかもしれません。
実際、”ペーパーを巻き取る音→水を流す音”この一連の流れによって起きてしまうこともあります。
扉を開け閉めする音
扉を開け閉めする音も気になります。
我が家は引き戸タイプなので、開き戸に比べ余計聞こえやすいのかもしれません。
具体的には「ガラガラガラ」とした音で、
開け閉めするスピードによって音が大きくなります。
ただ、水を流す音とペーパーを巻き取る音よりかは聞こえにくいです。
いずれにしろ、トイレが寝室の隣だと音が聞こえやすいのが最大のデメリット。
プライバシーが損なわれる
人によってはプライバシーが損なわれます。
例えば「排泄音が聞こえていないか?」とか
「排泄音を聞かれたくない」などのプライバシーが保てないこと。
これはケースバイケースと言えます。
例えばエアコンや空気清浄機、加湿器などを使っていると、
稼働音によって排泄音はまったく聞こえません。
ただし、寝室が無音だとわずかに聞こえてきます。
プライバシーを優先させたい方にとっては絶対に避けたいですし、
例え家族であってもプライバシーを守りたいもの。
いずれにしろ、トイレを使用している側からすれば、
寝室の気配が気になってトイレに集中できないのは事実。
衛生的に不快に感じるかも
トイレが近いと衛生的に不快という方も。
壁で隔てているとはいえ、衛生的に敏感な人ほど不快に感じることも。
例えばトイレ前の廊下を通って寝室に入る際、トイレの汚れを持ち込みやすいなど。
目に見えてないだけでトイレの床は尿や皮脂など汚れが溜まっています。
ということはトイレ前の廊下も少ながらずこれら汚れがあるはず。
今まで気にしたことはなかったですが、改めて考えると気になってきました。
寝室を清潔な空間として保ちたい人にとっては気になるポイントです。
臭いは気にならない
実際にはトイレの臭いが伝わってくることはないです。
トイレ内には換気システムに加え、脱臭機能が備わっています。
また、トイレ扉~廊下~寝室扉によって隔てているため、
臭いが伝わってくることはないです。
換気システムは思った以上に優秀です。
設備が十分でない限りはトイレの臭いが流れ込んでくることはないでしょう。
換気目的で窓を付けるご家庭もあるようですが、
窓なしでも換気システムによって十分機能してくれます。
関連記事≫トイレ窓なしは後悔する?実際に付けなかったリアルな本音
夜間の利便性
トイレと寝室が近いことで、夜中トイレに行くのが楽です。
移動距離が近いほど利便性が良く、再度入眠しやすいのもメリット。
夜中2回ほどトイレに行くことが多い私(夜間頻尿)ですが、
トイレが近いのはホントに楽です。
よく高齢者にとってトイレは近いほうがいいなんてことを聞きますが、
40代ですでにその恩恵を受けています。
「トイレが近いと音が聞こえやすい」とか「寝室の隣にトイレは絶対嫌」という意見はよく聞きます。
ただ、歳を取ったらそんなこと言ってられないかもしれません。
将来的なことを考えたらトイレと寝室の距離は近いほうがいいのは確か。
就寝、起床時に使いやすい
トイレが近いことで寝る前、起きた後にトイレを使いやすいです。
例えば
- 就寝前:リビング→トイレ→洗面所→寝室
- 起床時:寝室→トイレ→洗面所→リビング
など生活動線に乗った流れが作れるから。
トイレ、寝室、洗面所この3つを近くに作ったのは良かったです。
関連記事≫【タンクレス】トイレの手洗い場なしにした理由と経験則について
寝る前、起きた後にトイレへ行く方も必ずいるはず。
寝室の隣にトイレがあれば就寝、起床時の流れがスムーズになります。
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最適解:クローゼットを挟む
我が家の経験則からするとトイレと寝室の間にクローゼットを挟むのが最適解だと思います。
理由は以下。
クローゼットを挟むべき理由
- 音を聞こえにくくする
- 居住スペースは避ける
- なるべく近くにする
音を聞こえにくくする
トイレと寝室の間にクローゼットを挟めば、
デメリットとされる音を聞こえにくくすることができるから。
完全に音をシャットダウンすることは難しいと思いますが、
隣接していなければ音を聞こえにくくすることは可能。
居住スペースは避ける
トイレと寝室の間に部屋を挟むにしても居住スペースは避けること。
なぜなら、人が滞在する居室にしてしまうと結局はトイレの音に悩まされるから。
クローゼットなら常に人が居るわけでもないので、
トイレの音が聞こえようが、聞こえまいが関係ないわけです。
もし、クローゼットを間取りとして取り入れるのであれば、
トイレと寝室の間に挟みたいところです。
なるべく近くにする
音が聞こえやすいと言ってもトイレと寝室はなるべく近くにしたいもの。
先ほど紹介したとおり、距離が近いと夜中トイレに行くのがホントに楽です。
”音を聞こえにくくする・最短距離で移動できる”この2つを同時に叶えるには、
クローゼットを間に挟むのが最適解だと私は思いました。
やはり問題は「音」と「プライバシー」
やはり気になるのは「音」と「プライバシー」の問題。
眠りが浅い人、プライバシーを守りたい人は避けたほうが無難です。
また、寝室に限らず居室にするにしても同じことです。
例えば子供部屋など。
クローゼットを挟むなど間取りの考え方が重要になってくるかと。
「睡眠の質を上げたい」、「家族間のプライバシーを守りたい」
なんて方はトイレの隣に寝室は避けたいところです。