我が家のLDKはL字型の「21畳」です。(厳密には21.5畳)
今回はL字型LDKのレイアウト公開、21畳の広さ感覚、L字型にした理由など紹介したいと思います。
L字型のLDK(20畳前後)を検討中の方は参考にしてみてください。
【PR】
間取りでお悩みの方へ
「タウンライフ家づくり」は家づくりのアンケートに答えるだけで、あなたの希望に合った住宅メーカーからカタログ、間取り、見積りを無料で貰えます。
自宅に居ながら住宅メーカーの比較、検討ができる。
\ 毎月5,000人以上が利用 /
【レイアウト公開】L字型のLDK
全体の間取り図になります。
建坪は「32坪」。
住宅の形としては「平屋風2階建て」になります。
4人家族を想定しており、2階部分は子供部屋のみ。
多くの時間を過ごすLDKは独立させて、階段周りに生活導線を集約しました。
LDKは中庭を囲うようにしてL字型になっています。
ダイニングキッチンは横並び、キッチンの奥はパントリー。
中庭を間取りに取り入れつつ、L字型のLDK(21畳前後)をお考えの方は参考にしてみてください。
関連記事≫【メリットはホント?】実際に「中庭のある家」に住んで分かったリアル体験
LDKの広さは「21畳」
我が家のLDKは21畳。(厳密には21.5畳)
空間ごとの広さは以下の通り。
- リビング:7畳
- ダイニングキッチン:13畳(回遊部分を含む)
- パントリー:1.5畳
リビングは「7畳」
LDKのリビングにあたる広さは「7畳」。
リビングには階段や吹き抜けもなく、完全なボックスのような形になっています。
関連記事≫【快適性重視】我が家が「リビング階段」をやめた3つの理由!
天井高さは「2600mm」。
開放感と空間のメリハリをつけたかったため、キッチンダイニングの天井高よりも「20cm」ほど上げました。
天井は「ヘムロック」の板張りで施工。
床材と同じオークにしたかったですが、工務店が指定する選択肢のなかになかったため断念しました。
関連記事≫板張り天井(ヘムロック)にして感じたメリット・デメリット
リビング「7畳」はちょっと狭め。
今は家具をコンパクトにまとめていますが、
大型のモノを置いてしまうと圧迫感を感じやすい広さと言えます。
正直な感想としては「8~10畳」くらいは欲しかったところ。
ただ、ダイニングキッチンと空間を繋げることで広々と感じます。
賃貸アパートの時代も「7畳」のリビングでしたが、やはり視線が抜けると体感的な広さが全然違います。
ロールスクリーンを開けて中庭を開放することで視線がさらに抜けます。
リビングの広さを取れないのであれば、窓にはハイサッシを採用して開放感が演出したいところ。
リビング「7畳」でも見せ方によっては広く感じますが、大型の家具を置くなら「8~10畳」は確保したいところ。
ソファやテーブルを移動させればさらに広く使うことができます。
子供が遊ぶには十分な広さで、大量のおもちゃが床に散らばっても足の踏み場は確保できます。
ママ友がお子さんを連れで遊びに来たとしても対応できるほどの広さです。
唯一のデメリットは片付け。
おもちゃが四方に散乱してしまうので片付けするのが大変です。
たまにですが、ダイニングテーブルの方までおもちゃが散らばることもあります。
リビング「7畳」でも家具・家電を移動させれば子供がおもちゃで遊ぶには十分な広さです。
テレビサイズは55インチ。
リビング(7畳)だけの広さで言えば個人的には十分です。
テレビが近いと思えばソファをダイニング側へ後退、遠いと思えばリビング側へ前進させればいいだけ。
この間取りであれば多少はテレビサイズの融通が利くと思います。
大きいサイズを選びたい気持ちは分かりますが、基本的に視聴距離にあったサイズを選ぶのが無難。
ダイニングキッチンは「13畳」
LDKのダイニングキッチンにあたる間取りは「13畳」。(回遊部を含む)
ダイニングとキッチンは横並びになっており、ダイニングがリビング側に位置しています。
- ダイニング:5畳
- キッチン:5畳
- 回遊部:3畳
回遊部も含んでいるので、細かく区切ると割と狭く感じるかもしれません。
回遊部というのは、リビングとダイニングキッチンを繋ぐ通路のような場所。
どっちの間取りに含んでいいのか分からなかったので回遊部とします。
ダイニング5畳
ダイニング部分は「5畳」になります。
ダイニングの横幅2.75mに対しテーブル幅は1.6m。
テーブル幅を引いた通路幅は1.15mですが、2人がすれ違っても問題ない幅です。
- 1.2m:2人が通れる
- 1.0cm:1人が余裕をもって通れる
- 0.8m:1人が通れる
イメージとしてはこんな感じ。
ですから、テーブルは170cmを選んでも全然問題なかったです。
とはいえ、4人家族で食卓を囲うなら160cmでも十分な広さ。
ダイニングで不便に感じていることはテーブル後ろの通路幅が狭いこと。
誰かが椅子に座っている状態だと、テーブル後ろの通路が狭くて通りにくいです。
例えば食事の配膳がやりにくかったり、子供が走り回って椅子にぶつかったり・・・。。
これでは横並びダイニングにしたメリットも半減しますし、何よりも転倒などのリスクを考えると危険です。
個人的にはもう少し幅を取ってもよかったかなと思います。
キッチン5畳
キッチン部分は「5畳」になります。
システムキッチンはTOTOの「ミッテ」。
床材はフロアタイルを採用しました。
関連記事≫【水に強い】水回りの床を「フロアタイル」にして正解だった
パントリー1.5畳
パントリーの広さは「1.5畳」。
通り抜けができるウォークスルータイプになっています。
冷蔵庫から冷凍庫、電子レンジなど隠せるような間取りにしました。
詳しくは下記リンク先を参考にしてみてください。
関連記事≫【公開】パントリー「1.5畳」は狭い?すべてを詰め込んだ間取り
LDK21畳は狭い?広い?
LDK21畳は広いです。
21畳もあれば家具選びの自由度が上がったり、
プラスアルファで「観葉植物」や「インテリア雑貨」などを置くスペースも確保できます。
例えば、広さを気にせず好きな家具(デザイン・サイズ)が選べたり、
背丈ほどの「観葉植物」や「スタンドライド」なんかも余裕をもって置ける広さ。
LDKは狭いほどレイアウトが制限されてしまいますが、「21畳」もあれば自分好みのレイアウトを楽しむことができます。
今は3人で暮らしていますが、持て余すほど広いです。
もともと、4人家族を想定した間取りなので、将来的にあと1人増えたとしても問題ない広さと言えます。
子供が成長して大きくなったとしても、自分の部屋もありますし、いずれ家を出ていくことも考えられます。
4人家族を想定しているなら「21畳」で十分。
インスタやYoutubeで「我が家のLDKは25畳!」「LDK30畳で広々~」とか見ると憧れはあります。
広いに越したことはないですが、敷地面積や予算のことを考えるとこれが限界。
ただ、たとえ希望通りの広さにならなったとしても、やり方や見せ方によって広く見せることは可能です。
L字型はI字型よりも狭く感じやすい
I字型のLDKに比べると空間の一体感だったり、広がりは劣ります。
例えばキッチンに立ったとき、柱によってリビングへの視線が若干ですが遮られます。
視線の抜けが遮られることで、I字型よりも空間が狭く感じてしまうのは事実。
ただし、”だだっ広さ“や″間延び”を感じたりはせず、空間(キッチン、ダイニング、リビング)ごとのメリハリはつきます。
とくに「リビングエリア」。
L字型の奥まった空間にテレビを置くことで、リビング単体としての空間を作り出すことが可能。
空間を作り出すことでキッチンやダイニングからの視線が気にならなくなり、
ソファでゆっくりくつろげたり、映画やテレビなどを集中して見ることができます。
また、L字型はゆるやかに区切られているので、空間ごとにレイアウトもしやすく、オシャレ感を出しやすいのもメリット。
”L字型はI字型よりも狭く感じる”と言われてますが、「21畳」もあればストレスを感じるほど狭くはないです。
関連記事≫「L字型LDK」は使いやすい?実例で見るメリット・デメリット!
【PR】
間取りでお悩みの方へ
「タウンライフ家づくり」は家づくりのアンケートに答えるだけで、あなたの希望に合った住宅メーカーからカタログ、間取り、見積りを無料で貰えます。
自宅に居ながら住宅メーカーの比較、検討ができる。
\ 毎月5,000人以上が利用 /
L字型のLDKにした理由
L字型のLDKにした理由は中庭を囲むような間取りにしたかったからです。
もともと家を建てるなら「中庭のある平屋したい」という強い願望がありました。
打合せのときに「どんな中庭にしたいですか?」と聞かれ述べた内容が以下。
- LDKから中庭が見える
- LDKと中庭の一体感を出したい
- プライベート空間にしたい
これら意見を汲み取って提案してくれたプランがL字型のLDKというわけです。
LDKから中庭が見える
一つ目の理由としてどこに居ても中庭が見えるLDKにしたかったからです。
賃貸アパートの時代は人通りが多いこともあり、常にカーテンを閉めっぱなしの状態でした。
もし中庭のある家を建てるなら、外の景色や自然を思いっきり感じられる間取りにしたかったのです。
提案してもらったプランはL字型のリビングに沿うようにして中庭があり、
料理をしているとき、食事をしているとき、リビングにいるときなど常に中庭を感じることができます。
とくにリビングから見える中庭の景色は格別です。
L字型のLDKにしてよかったと思うのは中庭との距離感。
LDKに居ながら「癒し」だったり「自然」を感じることができるからです。
中庭をアウトドア活動をメインに考えている方もいると思いますが、
「シンボルツリー」などの観葉植物を植えれば観賞用しても十分な役割を果たしてくれますよ。
関連記事≫【中庭のある家】「アオダモ」をシンボルツリーにした4つの理由
LDKと中庭の一体感を出したい
二つ目の理由として中庭との一体感を出したかったからです。
L字型にすることで中庭と空間が続いているように見え、室内と外との一体感を作り出すことができます。
下の画像をご覧ください。
中庭があったほうが何となく一体感があって空間が広く感じませんか?
あくまでも体感的な話になりますが・・・。
LDKとウッドデッキを繋げることでにさらに一体感が増し、
まるで「アウトドアリビング」のような空間にすることもできます。
一体感を出したいという意味では、L字型のLDKと中庭の相性は抜群と言えます。
プライベート空間にしたい
三つ目の理由としてプライベート空間にしたかったからです。
我が家のLDKにある「窓」はテレビ横の小窓と中庭に面した窓しかありません。
つまり、LDKにある窓の100%近くは中庭に集中しているということになります。
そのため、外からは中の様子は伺うことができず、その逆も然り。
これもL字型のLDKだからこそできる間取りのひとつ。
中庭にもさまざまなタイプがありますが、L字型のLDKと組み合わせることでプライベート空間を作り出すことも可能です。
L字型のLDK(21畳)は狭くない
L字型のLDK21畳は狭くはないです。
4人家族を想定しているなら十分な広さと言えます。
また、L字型のLDKはI字型よりも空間が狭く感じるとはいえ、「21畳」もあればストレスに感じるほど狭くはないです。
中庭との相性も良く、空間ごとにおしゃれ感を演出しやすいのもメリット。
LDK(21畳前後)を広めに取りつつ、中庭を作りたいならL字型のLDKはマストと言えます。